2013年5月18日土曜日

運行管理者(貨物)の資格について



運行管理者の試験は、30問中18問の正解で合格となります。
これは逆に言えば、12問は間違えても良いという事になります。



項目1の貨物自動車運送事業法の配点は8点と、かなりの割合がこの項目で出題される事になるので、まず貨物自動車運送事業法を満点目指して勉強するのが良いと思います。
ここで1問落としたとしても、7点は取れる計算になるわけなので、18問正解まではあと11問。


項目2の道路運送車両法は、最低でも1問は正解しなければいけないので、大体半分以上理解しておく必要があります。
しかし全問正解しても4問しかありませんので、そこまでしっかりばっちり勉強しなければいけない項目ではないと思います。
ここで2問正解できたとすれば、あと9問。

項目3の道路交通法は、運転免許の取得の時にほとんどが触れられていると思うので、復習する程度で大丈夫だとは思いますが、勘違いして覚えている部分などがあるので注意して勉強しましょう。
ここでの問題数は5問ですが、比較的得点しやすい分野ですので、全問正解を狙いましょう。
ここで4問正解できたとすれば、あと5問。


項目4の労働基準法は、しっかり勉強して、社会を生きる上で必要な知識を得ましょう。
問題数は6問なので、半分正解すればあと2問です。

項目5は、最低2問正解しなければ合格できません。
項目1~4を上記の配分で得点できれば、ここで2問正解するだけで合格点に届くという事になります。

しかし一番の難関がこの項目5、運行管理者の業務に必要な実務上の知識だということも間違いないので、7問の問題でいかに自分が勉強した部分が出るかという運の要素も出てきます。
基本的な内容を覚えておけば応用できる部分もありますので、点呼についての項目などを重点的に覚えましょう。


また、特定中型自動車(車両総重量8t以上・最大積載量5t以上の車両)についての記述もかなりよく出題されるので、これが関連する文章などはしっかり覚えておきましょう。




合格率は毎回50%程度の試験ですが、勉強する時間があれば、難しい試験ではありません。

最近の傾向として、計算問題などは出題されにくいようです。
基本的な法律や決まりを、ばっちり覚えて試験に臨みましょう。

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